景福宮(キョンボックン)の西側には李王朝時代から絵師、文学者等の職人系の方たちが住んでいた地域です。韓国の伝統家屋の韓屋(ハノク)も多く残り、北村と同じ韓屋保存地区に指定されています。他の地域とは違い、庶民的な部分も残り、静かで文化的な雰囲気が漂うところです。ソウルの一味違った顔も見れるので、街歩きにお勧めです。その中から、芸術的な雰囲気でとても楽しいお散歩コースを紹介します。
通義洞という地域で景福宮の迎秋門の付近は半径500m圏内に美術館が3か所もある見どころが多い場所
地下鉄景福宮駅(キョボックンヨク)4番出口を出ると、水色の坊主の裸体物体が深々とお辞儀をしています。こちらはやはり警備が堅いので警察の方が多くなります
いきなり夜の写真ですが、景福宮の壁が続きます。これも情緒があります。駅の4番出口を出て、 青瓦台の方向へ300m程歩きます。
ジーンギャラリー(jean Gallery)
個性的な物が多く、個人の嗜好があるので、万人受けするかどうか分かりませんが、多彩なジャンルを展示しています。個人的に面白いのでここが好きです。
大林美術館(デリムミスルグァン)
4階建てで、ポップなアートが目印です。若者に人気で大衆的な今時アートが多いですね。週末は行列なんかができてます
保安旅館(ボアンヨッグァン)
1942年に建てられた旅館をそのままギャラリーにしてます。食をテーマにした展示が多いかなと思います。2017年10月のテーマは「米」でした(鑑賞記⇒コチラ)
この付近は大統領邸の青瓦台(チョンワデ)もあるので、警備の為、高層ビル等は建てられない場所。小さくて個性的&コンテンポラリーな作品を扱っている美術館で時間もそこまでかかりません。お洒落なカフェもあり、観光化が北村ほどではないので、ゆっくり楽しめる場所です。
西村の通仁市場やカフェやレストランもあるので、チェックしてみてください(詳しくは⇒コチラ)
ソウル市鍾路区通義洞
行き方:地下鉄景福宮駅4番出口
ジーンギャラリー
ソウル特別市 鍾路区 通義洞 7-38
HP⇒コチラ
大林美術館
ソウル特別市 鍾路区 通義洞 35-1
HP⇒コチラ
保安旅館⇒コチラ