伝統宮廷菓子の「クルタレ」 ソウル仁寺洞で実演販売をじーっと見る

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昔から韓国土産の定番の1つになっている「クルタレ」、仁寺通り(インサドンキル)で実演販売しているところで買い求めることができます。練った蜂蜜飴を何度も引き伸ばし、1万6千本まで引き伸ばし、その細い飴を束ねて中にナッツ類を入れて、包んで繭のような形に巻くというお菓子です
以前は仁寺洞の各所で実演販売をしていて、人ごみができるくらいだったんですが、最近落ち着いたようですね~。運よく人がいない時に行きました。元々、清の皇帝が好きだった中華菓子の「龍のひげ」と呼ばれる蜂蜜の飴。韓国にも伝わり、朝鮮王朝時代に王の長寿、幸運を象徴するものとして献上されたことから伝統宮廷菓子として有名になりました。
韓国語は勿論、中国語、英語、日本語を話しながら実演してくれます。初めから作ってくれるところを見せてもらいました。ラッキー

先ず、蜂蜜と麦芽の粉を混ぜて8日間熟成させた堅い練飴を使います
練飴に穴をあけてドーナツ状にして、その輪を両手で引き伸ばす。コーンスターチをまぶしながら、ひっつかないようにします
輪を引き伸ばして計14回ねじると、最後に16,384本の細い糸状になります。髪の毛より細い!!!




ナッツ類(クルミ、ピーナツ、アーモンド、松の実)や胡麻、きな粉等を粉を束ねた物にくるっと包んで出来上がり

この実演はインスタにもアップしましたが、全部で2分程でやっちゃいます。上手な日本語の楽しいパフォーマンスです
出来立ては綿あめとはいかないけど、フワッとした食感。中身の詰め物もナッツときな粉の味が効いて美味しいです。




時間が経てば、砂糖は固まるので、このフワッと感を食べたければ、作りたてを食べるのがお勧め。ただ、日本へのお土産にしたい場合は、冷凍庫で凍らせて食べるのがお勧めです。ホテルの冷凍庫で一旦保存すればいいですね。冷凍庫のクルタレはフワッと感ではなくシャキッとした感触です。冷凍すれば、1か月は日持ちするとのことでした!仁寺通りで必ず見かける飴屋さんです。
因みに、元々は、中華菓子なので台湾や香港等でも見かけます。味比べしても面白いかも!
クルタレ
場所:ソウル市仁寺洞のメインストリート

仁寺洞通

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