何度も渡韓をしているのですが、一度も韓国伝統家屋の韓屋(ハノク)ステイを経験したことがないと思い、北村にある小さな韓屋を1日借りて、宿泊してみました(宿泊記⇒コチラ)
その時、シャワーがなかったり、近隣に密接しているので音が聞こえたりとか普段気が付かないことも気づくことができました。
その中で、私が「わ~、韓国らしい♡」と気付いたことが天井、透かし建具とブロック塀。これは日本人の感覚では珍しいな~と感じた所。 建築とか勉強したことないずぶの素人の観察ですので、悪しからず!
①天井
屋根裏の梁が丸見え。中性まで日本も中国の影響で屋根裏の構造が露出されてたんですが、今は全くなくなりました。家を支える梁が白壁と共に見えて、小さな家なのでダイナミックさとは大袈裟かもしれないけれど、千年以上の歴史をふと上を見るだけで感じることができるのが新鮮です。因みに日本は中世以降屋根を支える仕組みを天井裏の空間に隠すようになり現在に至ります
②透かし建具
この建具は昔から、主に中国や韓国で、建築物の窓の装飾として使用されていた木製建具です。中華料理店なんかで、仕切りにこの透かし建具の家具がありますよね。それを窓の格子に装飾が施してあるのが、韓国っぽくて眺めてしまいます。幾何学模様は、エジプトからシルクロードを経てインドからチベットそしてこの百済へと流れてきたと聞きます。
③ブロック壁
とにかく木材が基本の日本伝統家屋に比べて、韓国の街並みはブロックが多い!ひと昔前はもっと沢山の赤レンガの建物が多かった印象があります(もちろん最近は鉄筋コンクリートが主流の建物になってますが)これはブロック建築は地震がない国の証。
震災が頻繁に起こる日本ではなかなか見る建築様式ではないのは明らかです。この狭い路地とレンガの壁は韓国さを感じるところです。
以上の3点を眺めながらの韓屋ステイ。韓国の新しい面を見れて、とてもワクワクしました。他に北村は日本の建築様式を取り入れた大型の立派な韓屋「ペクインジェ家屋」もあります。建築様式を知ったか風に書きましたが、何度も言う通り全くの素人。素人の私でも楽しめる韓屋なので、これからも色んな所で韓国を楽しめたらと期待が高まります。
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