韓国ドラマのモデルの家系「慶州校洞崔氏古宅と校洞法酒」

2020年3月24日 gonn 史跡・公園, 未分類, 蔚山・慶州, 観光/体験, 釜山(慶州・蔚山） 0

新羅時代の首都があった慶州は古都として韓国の観光地として有名な所。ここ10年で慶州は観光開発で整備されてきているんですが、その一つに慶州校洞韓屋マウルがあります。その中に特に有名な二箇所、校洞法酒(キョドンポッチュ)と崔氏古宅（チェシコテッ）を紹介します
校洞法酒（교동법주）は無形文化財にもなっている酒造所。300年前より朝鮮時代の王様に献上されていた清酒を造っています。その酒造法は崔氏宗家に代々受け継がれているもの。
実は10年以上も前に初めて慶州を訪れた時、ツアーでここ校洞法酒(キョドンポッチュ)に来たことがあります。その頃は住宅と畑の中にポツンとこの場所があっただけでした。
当時はお婆さんが一人で縁側に座っていて、少しお話をしたのを覚えています。９０歳になると言って、それはそれは流暢な日本語でニコニコしながらお話ししたのを覚えてます。お酒を購入してお土産にしました。因みにその時は、この建物以外は畑と家しか無かった記憶があります

さて、酒造所の近くに崔氏古宅（チェシコテック/최씨고택）があります。崔（チェ）一族はこの一帯の両班の大金持ちで、地元ではチェプジャ（崔大富豪）と呼ばれるほどの大富豪。KBSテレビ局のドラマ「名家」モデルもこの慶州崔氏だそうです
宗家の母屋が残っていて、300年前新羅時代の木造建築物。1970年に焼失されて2007年に復元工事が始まりました。今も工事中の所があって、入れない所があります

建物自体は新しいのですが、韓国伝統家屋の独特な雰囲気は味わえます

家の真ん中に庭（マダン）があるのは特徴的なスタイルですね

床を温める床暖房のオンドルも韓国ならではです
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この一帯は今も昔ながらの史跡も多く残り、現在も崔家の末裔がこの地域に住んでいて、崔家の家系の方が営んでいる韓屋のレストラン「瑤石宮」もあります
300年前の旧宅でチェ一族がお客さんに振舞っていたお料理などの韓定食が食べられます（詳しくは→コチラ）
2010年放送の韓国KBSのドラマ「名家」は見たことがないのですが、慶州を訪れる前に予習をすると観光がもっと楽しくなるかもしれないですね