釜山と言えば、港町らしく新鮮な海鮮物が有名です。チャガルチ市場は魚市場として韓国有数の市場ですが、その中に1946年から続く、地元で一番と言われる刺身屋さんがあります。場所は水産センターの目の前「釜山名物刺身屋」。アクセスもよく、日本人の口にも合うお刺身が思い切り食べることができるんです
メニューでお勧めなのは、メニュー表の一番上にある「刺身定食」33000ｳｵﾝ。ここでは一人前から定食が食べれます。実際、店内に一人で食べている人もいました
一般的に韓国のお刺身は日本とは違います。韓国は鮮魚をその切ってそのまま食べますが、日本はお魚を締めて（熟成させて）旨味がでたものを食べています。鮮魚のまま食べると、歯ごたえは良いですが、味じたいはそこまで深くはありません。だから韓国のお魚は何を食べても味の違いが分からないことが多いです。韓国の漁港でお刺身を食べた記事→コチラ
でもこのお店は、日本式のお刺身が食べることができます。実は創業者は日本に住んでいたことがあり、戦後に釜山でこの日本式のお刺身を提供するお店を開きました。今では2代目がこのお店を継いでいます
1人前ずつ盛り付けられてきます。天然のタイやヒラメがたっぷり
日本式といっても魚の調理法以外は韓国式で楽しめます。塩辛やワカメなど漁港ならでわのおかずが並びます
韓国ではお刺身でも葉野菜に刺身、ニンニク、キムチなど包んでたべます。日本人にはこの食べ方に抵抗感があるかもしれませんが、是非韓国式で食べてみてください！お刺身をこんな感じで食べるんだ～と驚きです
すまし汁は日本の味つけと同じです。魚の出汁は優しい味付けで、ホっとします。あと白ごはんもついています。
店内は地元の方が多く、2階では会社の接待か何かがあっていたようで、スーツの男性たちが車から降りて店内に10名ほど上がっていきました。なにせ、韓国で戦後から今までお店を続けているのは非常に珍しいです。1人でお昼から昼のみしている地元の方々に交じり、私も（2人で来ましたが）地元の雰囲気の中で美味しいお刺身を食べれて、旅行の醍醐味を味わいました。
釜山名物刺身店
営業：9:00～21:30
℡：051-245-7617
行き方：地下鉄１号線南浦洞駅2番出口徒歩５分
住所：釜山中区 南浦洞4-38
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