ソウル西村,本格ビビンバの店「モンニョンナムチッ」（木蓮の木の家）

「前大統領が好きだった韓国料理を食べに行きましょう」と韓国人の知人に連れて行ってもらったのが「モンニョンナムチッ」。日本語にすると木蓮の木の家というお店。景福宮横の街「西村」にあるギャラリー＆レストランです。１階は食事処で2階は器のギャラリー。
実は今回のランチはソウルで雑誌（韓国の婦人画報的な雑誌）や上流階級のマダムの旅や飲食関係のコーディネーターで有名な方が連れて行ってくれたんです。初めから期待度がかなりあがっｔます。
1階にテーブル席と個室が2か所。そこまで広くはない場所です。お客さん達は予約している様子で店内に２つある個室へと案内されている方たちが多かったです
ランチはビビンバ定食（15000㌆）のメニューのみ。とはいっても、予約で値段設定や料理メニューを相談すれば、シェフのお任せ料理が食べられます。写真は4人分
でも、ここのビビンバこそが前李明博大統領が好んだ韓国料理なんです

次々に運ばれてくる小皿には、色とりどりのナムルや味噌などの韓国独特のおかず
一つ一つの料理が手間暇かけて丁寧に作られていてます。あっさりして優しいお味がします。
テンジャンチゲは上品な味。ビビンバに入れます
自分でご飯の入ったボールにナムルなどを入れて、コチュジャンで和えてます
韓国人の友人達からビビンバの正しい混ぜ方も学びました。スプーンで混ぜるのではなく、お箸で混ぜるのが基本。スプーンだと米粒や食材を潰してしまうからだそうです。ビビンバはビビン（混ぜる）とパッ（飯）で「混ぜご飯」という意味です。食材の味を１つ１つ確認しながら、私もナムルをご飯の上に移すのが楽しいです。
よくある韓国料理にある唐辛子等の刺激的な料理ではなく、ここでは素材の味を活かした添加物を含まない自然な優しい味をゆっくり味わえます。最後は柑橘系？の手作りジュース。こちらはカフェとしても楽しめますし、予約をすればギャラリーも見れます。ただ、食事に忙しい時間帯は受け付けていないそうです。因みに、ディナーも予約制です。庭には大きな木蓮の木があるので、満開の春にまた訪れてみたいです。

モンニョンナムチッ
木蓮の木の家　목련나무 집
営業：11:00－22:00
休み：旧正月、秋夕
℡02-738-3581/010-8256-1411
ソウル市鍾路区孝子洞58
行き方：地下鉄3号線景福宮（キョンボックン）駅３番出口徒歩約8分。