韓国の曽島、太平塩田の塩田で塩採り④大人の修学旅行

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韓国最大規模の太平塩田に行きました。約140万坪の塩田は昔ほど生産は盛んではありませんが、今でも国内最大の天然塩生産を誇ります。現在、塩田は観光地化が進んでいて、毎年4月1日~10月31日は塩田体験ができます。今回はその塩田体験にどっぷりはまってきました
私が参加したプログラム内容は、塩博物館塩アイスクリーム塩田体験(+講義)、植物園散策です。通常の所要時間1.5時間。塩倉庫をリノベーションした「塩博物館」の後は、渡された麦わら帽子をかぶって、塩田へと向かいます
これまた、木造の塩倉庫で案内のお兄さんに塩についてレクチャーを受けます。勿論、韓国語説明…日本語が出来る友人達からの通訳に助けられ、塩について知識が増えました。というか、塩に対してあまりにも無知過ぎて、自分に驚き!
↑はお土産の塩1kg。スーパー等で普通で買う塩は、精製塩といって、塩化ナトリウム99%以上の科学物質という事実。超簡単に言うと、食塩は栄養ないけど、天然塩にはミネラル成分(塩素・ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・マンガン・ニッケルなど)を約30%含有しています。健康を害するのは塩化ナトリウムであり、ミネラルは凄く身体にいいんですよね。勿論、天然塩でも過剰摂取は害になりますが…




因みに、英語のsalary(サラリー:給料)はsalt(ソルト:塩)の語源があります。昔、塩が給料として支払われていたからだそうです。当たり前ですが、塩って生きるのに必須なんだと感心しました。さて、講義後はメインの塩田での塩採りへ。長靴に履き替えます

完全天日塩は、海水を塩田で濃縮し、太陽と風の力のみで結晶化させた非加熱の自然海塩です
塩を一か所に集めるという作業
ゴムが一面に敷いてあり、その上を水切りをする感じで塩を一か所に集めます
キャーキャー言いながら、結構楽しかったです。でも、これ凄い肉体労働です

140万坪の塩田の塩を集めるって、本当に凄い作業になるんでしょうね~

綺麗な海水だから、真っ白な塩
足で踏む水車があり、そこでも写真バシャバシャ撮ります今、多少は機械化されてるでしょうけど、昔は人力ですよね。凄い!塩もそうですが、全ての物は色んな場所の人々の手間によって、自分の所へ届くんだな~と、すごく感謝の気持ちも感じてしまいました。当たり前で、頭では分かってはいるんですが、体験を通して改めて気づきました。
次はユネスコ登録の太平塩生植物園の散策です




塩博物館
電話:61-275-0829
住所:全羅南道 新安郡 曽島面 曽東里1930

”태평염생식물원”

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