ソウルでキムチ名人に習う!本格キムチ作り方講習会を見学!

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韓国でキムチ作りで一番の名人と言われているイ・ハヨン先生のキムチ作りの講習会に行ってきました。先生は数々の賞を受賞してきた方で、2014年に大統領表彰を受けています。2018年には韓国キムチ協会の会長に就任されました。幸運にも韓国の友人が取り計らってくれて、大学での講習会に潜入できました。めったにない機会に恵まれましたソウル某女子大の講習なので、受講者は料理関係を専攻する学生。年齢は関係なく料理を学びたい人達が熱心に大学で集っています。最近はキムチ用の材料はほぼ下処理た状態でお店で販売していて、なかなか一から作る機会がないそうです。野菜や調味料の選定、準備や塩水のつけ方等を細かく先生が説明します。またそれを熱心にメモする生徒の中に、学ぶ時に生じるエネルギーを感じました。
韓国語が分からない私に、気を使って説明してくれる知人がいたりとボーっと立っているだけの私を邪魔にせずに受け入れてくれただけで嬉しかったです。キムチ名人が作る所を見学できるのは本当に貴重な体験だと受講している韓国人の方々が口々に言ってました
日本では見かけない野菜等が沢山
韓国で白菜や大根をキムチでよく使うので、キムチ用に品種改良が進んでいいるそうです。最新のキムチ用白菜の説明を受けながら、試食しました。全体的に日本の野菜や果物は糖分と水分が多いのですが、比較的に韓国はそこまで水分が多くなく、さっぱりとした味だなという印象
漬物の量が違う~
バケツが大きい~
キムチの薬味にこんなにも材料が入っているとは知りませんでした。それにしても唐辛子の量が多い!
実はキムチに重要なのは「塩」というのは驚きでした。先生の塩のこだわりはひしひしと私にも伝わりました。
梨やお米等ここには載せていない材料も他に沢山あります
最近は韓国産より、中国産のキムチが出回っていて、チェーン店や軽食等の食堂で食べるキムチは100%中国産だと聞きました。まあ、こんなにキムチ作りに手間暇が掛るのなら、買った方が安いですよね。日本でもお漬物も家で作ることあまりしないですし、同じですね
名人は素手で漬けます。私がしたら、手がかぶれて大変な事になるでしょう
六種類以上のキムチの作り方を3日間の講座で教えるそうですが、色んなキムチを手際よく作業&説明しながら作るときの先生の表情は終始エネルギーに満ちてました。
さて、出来上がったキムチを見て行きましょう~♪




水キムチ
カクテギ
白菜キムチ
チョンガクキムチ
もはや芸術の粋
食べるのもったいないキムチ
三日間全部参加した訳ではないので、まだ他にも作ったと聞きました。

アシスタントさんがランチを作ってくれて、皆で食べたんですが、これが超美味しかったんです。
先生が作ったキムチと豚を煮込んた料理のキムチチムなんですが、どのお店で食べた料理よりも美味しかったんで、驚きました!沢山食べたかったんですが、ただボーっと見学しているひとが、勉強している人達より沢山食べたら話にならないと、控えめに食べました。あ~また食べたい
とにかく、キムチ作りって体力が要りますね~。白菜1つでも大きくて重たいし、数も凄いです。先生はさらっと、「昨日はキムチ千キロ漬けてきました~」と言ってましたが、全行程を見て(本当に見て試食するだけで、邪魔な私)、沢山の作業があるんだな~と感心しました。やはり、名人先生はキムチ付ける時にゴム手袋を使わずに、素手で塩や唐辛子と野菜をジャンジャン混ぜていました。さすがです!実は先生にお会いするのは5か月ぶりで2回目、とっても気さくな方です!

白菜・大根の旬の時期にキムチが美味くできるそうなので、是非冬のキムチを味わってみてください。勿論、韓国産にこだわりたいところ。韓国で習って自分で漬けるのもアリですね!

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